「フローリングがきしむようになった」「畳からフローリングに変えたい」「6畳の張替えはいくら?」…床は毎日歩く場所だからこそ、傷み・冷え・段差が気になり始めるとリフォームを考えたくなるものです。本記事では2026年最新版の床リフォーム費用相場を、工法別・素材別・部屋別に整理して解説します。
床リフォーム費用相場【2026年最新】
床リフォームの費用は「工法(張替えor重ね張り)」「素材(無垢材・複合・クッションフロア)」「面積」で大きく変わります。代表的なケースの相場は次の通りです。
| リフォーム内容 | 費用目安(6畳) | 工期 |
|---|---|---|
| 複合フローリング 重ね張り | 6万〜12万円 | 1〜2日 |
| 複合フローリング 張替え | 10万〜20万円 | 2〜3日 |
| 無垢フローリング 張替え | 15万〜35万円 | 3〜5日 |
| クッションフロア 張替え | 3万〜7万円 | 1日 |
| 畳→フローリングへの変更 | 12万〜25万円 | 2〜4日 |
| カーペット→フローリング | 10万〜20万円 | 2〜3日 |
「張替え」と「重ね張り」の違いを理解する
床リフォームには2つの代表的な工法があります。費用・工期・仕上がりに違いがあるため、状況に応じて選びます。
| 項目 | 張替え工法 | 重ね張り(カバー工法) |
|---|---|---|
| 工事内容 | 既存床を撤去して新規床を施工 | 既存床の上に新しい床を貼る |
| 費用(6畳) | 10万〜35万円 | 6万〜15万円 |
| 工期 | 2〜5日 | 1〜2日 |
| 下地補修 | 可能(推奨) | 不可 |
| 段差 | 発生しない | 10〜15mm発生 |
| 向いている状況 | 築20年以上・きしみ・腐食あり | 築10〜15年・表面のみ劣化 |
フローリング素材別の費用と特徴
フローリングには大きく分けて「複合フローリング」「無垢フローリング」「クッションフロア」の3種類があります。それぞれの特徴と価格帯を比較します。
| 素材 | 材料費目安(㎡) | 主な特徴 | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| 複合フローリング(普及品) | 3,000〜6,000円 | 合板に化粧シート貼り。安価で施工しやすい | 賃貸・コスト重視 |
| 複合フローリング(突板) | 6,000〜12,000円 | 表面に天然木の薄板。質感と耐久性のバランス◎ | 戸建てで10年以上使う想定 |
| 無垢フローリング | 8,000〜25,000円 | 天然木100%。経年変化と肌触りが魅力 | 本物志向・自然素材重視 |
| クッションフロア | 1,500〜3,500円 | 塩ビ素材。水回りに最適 | キッチン・トイレ・脱衣所 |
| フロアタイル | 3,500〜7,000円 | 塩ビでもタイル調・木目調が選べる | 店舗風デザイン重視 |
部屋別の床リフォーム費用目安
部屋の用途や面積によって、適した素材と費用が変わります。代表的な部屋別の目安は次の通りです。
| 部屋 | おすすめ素材 | 費用目安 | ポイント |
|---|---|---|---|
| リビング(12畳) | 複合(突板)or無垢 | 20万〜70万円 | 家具移動費別途 |
| 洋室(6畳) | 複合フローリング | 10万〜20万円 | クローゼット床も同時施工が◎ |
| 和室(6畳)→洋室化 | 複合フローリング | 12万〜25万円 | 畳撤去・下地調整含む |
| キッチン(4畳) | クッションフロアorフロアタイル | 3万〜10万円 | 耐水性最優先 |
| トイレ(1畳) | クッションフロア | 2万〜4万円 | 便器脱着費別途 |
| 脱衣所・洗面(2畳) | クッションフロア | 3万〜6万円 | 洗濯機移動費別途 |
使える補助金・助成金【2026年版】
床リフォーム単体では補助金対象になりにくいですが、断熱改修・バリアフリー化・介護対応と組み合わせることで活用できる制度があります。
| 制度 | 主な対象 | 金額目安 |
|---|---|---|
| 子育てグリーン住宅支援事業 | 断熱床材への張替え(一定基準) | 1.8万〜6万円/箇所 |
| 介護保険 住宅改修費 | 段差解消・滑り防止床材 | 上限20万円・自己負担1〜3割 |
| 各自治体のリフォーム助成 | 市区町村による(バリアフリー化等) | 5万〜30万円 |
| 長期優良住宅化リフォーム推進事業 | 耐震・省エネと合わせて床改修 | 最大250万円(条件あり) |
失敗しない業者選びの3つのポイント
1. 下地調査をしっかり行う業者を選ぶ
床の張替えは下地(根太・大引き)の状態確認が最重要です。現地調査時に床下点検口から下地を確認し、写真で説明してくれる業者を選びましょう。
2. 3社以上から相見積もりを取る
同じ床材でも、業者の仕入価格や施工費の違いで5万〜15万円の差が出ることがあります。最低でも3社から見積もりを取り、内訳(材料費・施工費・処分費)を比較しましょう。
3. 床材サンプルを現地で確認
カタログの色と実際の色は照明によって見え方が大きく異なります。現地調査時にA4サイズ以上のサンプルを当てて確認させてもらえる業者は信頼できます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 床のきしみは張替えしないと直りませんか?
A. 軽度のきしみは床下からビス打ちで補修できることがあります。広範囲できしむ、沈み込みがある場合は下地の劣化が考えられるため張替えが必要です。
Q2. 重ね張りで段差が気になります。対処法は?
A. 部屋の入口に「見切り材」を入れて段差を緩和します。10mm程度の段差なら歩行に支障はありませんが、つまずきが気になる場合は張替えを選びましょう。
Q3. 無垢フローリングは反らないですか?
A. 樹種・乾燥状態・施工技術で変わります。床暖房対応の無垢材を選び、施工前に1〜2週間室内に馴染ませる業者であれば反りはほぼ抑えられます。
Q4. ペットがいる家庭に向く床材は?
A. ペット対応の傷に強い複合フローリングや、滑り止め加工付きのフロアタイルがおすすめです。無垢材は柔らかいためキズが付きやすい点に注意が必要です。
Q5. 床暖房の上に新しい床を貼れますか?
A. 床暖房対応の床材であれば可能です。一般的な複合フローリングは熱で変形する恐れがあるため、必ず「床暖房対応」表示のある製品を選びます。
Q6. 家具の移動費用は別途かかりますか?
A. 多くの業者で別料金です。1部屋5,000〜15,000円が目安。事前に見積もりに含まれているか確認しましょう。
Q7. DIYで床張替えはできますか?
A. クッションフロアの貼替えなら可能ですが、フローリングの張替えは下地調整・墨出し・ボンド管理が必要で難易度が高めです。失敗すると後日プロに依頼する二度手間になりがちです。
まとめ:床リフォームは「工法・素材・補助金」で総額が決まる
床リフォームの相場は重ね張りで6万〜15万円、張替えで10万〜35万円(6畳あたり)が目安です。下地の状態と築年数で工法を選び、用途に応じた素材を選び、活用できる補助金を組み合わせることで満足度の高いリフォームになります。複数業者から見積もりを取り、現地調査時の下地確認をきちんと行ってくれる業者を選びましょう。
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