【2026年最新】フローリング張替えの費用相場
6畳・8畳・12畳の広さ別価格と安くするコツ完全ガイド
この記事の要点:フローリング張替えの費用相場は、6畳の場合で張替え工法9~18万円、重ね張り工法6~12万円です。床材の種類(複合フローリング、無垢フローリング、クッションフロア)や工法の選択により、費用は大きく変わります。既存床の撤去費、廃材処分費、巾木交換費などが費用に加算されるため、詳細な見積もりが重要です。本記事では、広さ別・工法別・床材別の費用相場、費用内訳、安く抑える5つの方法、マンション特有の注意点などを網羅的に解説します。
フローリング張替えの最適な工法と費用を知りたい方へ
広さ別フローリング張替え費用相場
フローリング張替えの費用は、部屋の広さによって大きく異なります。以下の表は、2026年の最新相場に基づいた広さ別の費用です。材料費と施工費の合計(既存床撤去費・廃材処分費を含む)を表示しています。
| 部屋の広さ | 張替え工法 | 重ね張り工法 | ㎡あたり単価 |
|---|---|---|---|
| 4.5畳(7.4㎡) | 6~12万円 | 4~8万円 | 8,000~16,000円 |
| 6畳(9.8㎡) | 9~18万円 | 6~12万円 | 9,000~18,000円 |
| 8畳(13.1㎡) | 12~24万円 | 8~16万円 | 9,000~18,000円 |
| 10畳(16.4㎡) | 15~30万円 | 10~20万円 | 9,000~18,000円 |
| 12畳(19.7㎡) | 18~36万円 | 12~24万円 | 9,000~18,000円 |
| 20畳(33㎡) | 30~60万円 | 20~40万円 | 9,000~18,000円 |
工法の違い:張替え工法vs重ね張り工法
フローリング張替えには、主に2つの工法があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、既存床の状態や予算に応じて選択することが重要です。
張替え工法
概要
既存のフローリングを完全に剥がし、古い床組みの上に新しいフローリングを張る工法です。最も一般的で、床の状態をリセットできるのが特徴です。
メリット
- 既存床の傷みや隙間を完全に解決できる
- フローリングの厚みが出せるため、床全体の強度が高い
- 床鳴り(床軋む音)を根本的に解決できる
- 遮音性や断熱性を大幅に向上させられる
- 床下の点検・補修が可能
デメリット
- 工事期間が1~3日と長い
- 既存床撤去費・廃材処分費がかかり、費用が高い(重ね張りの1.5~2倍)
- 工事中の騒音・粉塵が発生する
- 廃材処分が必要で環境負荷がある
- 床の高さが上がるため、敷居や建具の調整が必要な場合がある
費用目安(6畳)
9~18万円(床材グレードにより変動)
重ね張り工法
概要
既存のフローリングの上に、新しいフローリング材を張る工法です。既存床を撤去しないため、工事期間が短く、費用が安いのが特徴です。
メリット
- 既存床を撤去しないため、費用が安い(張替え工法の60~70%程度)
- 工事期間が1~2日と短い
- 工事中の騒音・粉塵が少ない
- 廃材が少なく、環境に優しい
- 既存床が使える状態なら即座に工事開始可能
デメリット
- 既存床の凹みや傷が下地として残る場合がある
- 2重床になるため、床の厚みが増し、敷居の調整が必要
- 既存床が不安定な場合、新しい床も不安定になる可能性
- 床下の劣化状況が確認できない
- 既存床が古いと、浮きや段差の原因になることもある
費用目安(6畳)
6~12万円(床材グレードにより変動)
床材別の費用比較
フローリング張替えの費用は、選ぶ床材によって大きく変わります。以下は主な床材の特徴と費用をまとめたものです。
| 床材の種類 | ㎡単価 | 6畳の合計費用 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 複合フローリング | 4,000~8,000円 | 4~8万円(張替え時は7~15万円) | 最も一般的。耐久性と手入れの簡単さのバランスが良い |
| 無垢フローリング | 8,000~15,000円 | 8~15万円(張替え時は11~24万円) | 高級感と自然な温かみが魅力。メンテナンスに手間がかかる |
| クッションフロア | 3,000~6,000円 | 3~6万円(張替え時は6~12万円) | 最も安価。クッション性があり衝撃に強い。耐水性も高い |
| フロアタイル | 5,000~10,000円 | 5~10万円(張替え時は8~18万円) | デザイン性が高い。商業施設にも使われる耐久性 |
複合フローリング(最も一般的)
複合フローリングは、合板の上に薄い天然木をはった構造になっています。一般的な住宅の約80%以上が複合フローリングを採用しており、コストと性能のバランスが最も優れた選択肢です。
- 耐久性が高く、傷や凹みに強い
- ワックス不要で手入れが簡単
- 色や質感の種類が豊富
- 価格帯が4,000~8,000円/㎡と手頃
無垢フローリング(高級志向)
無垢フローリングは、100%天然木でできたフローリングです。高級感と自然な温かみが特徴ですが、複合フローリングよりも費用が高く、メンテナンスも手間がかかります。
- 天然木の温かみと高級感がある
- 経年変化により味わいが増す
- 呼吸する床材で室内環境が安定する
- 定期的なワックス塗装が必要
- キズや凹みがつきやすい
クッションフロア(低予算向け)
クッションフロアは、塩ビ樹脂製で、クッション層を備えた床材です。最も安価で、防水性に優れているため、キッチンやトイレなどの水廻りに適しています。
- 価格が3,000~6,000円/㎡と最も安価
- クッション性があり、衝撃を吸収する
- 防水性が高く、水廻りに最適
- デザイン性の高いものも豊富
- 耐久性はフローリングほどではない
フロアタイル(デザイン重視)
フロアタイルは、塩ビ樹脂製のタイル状床材です。デザイン性が高く、商業施設でも使われるほど耐久性に優れています。
- 木目やコンクリートなど、多様なデザインが可能
- 商業施設並みの耐久性がある
- 防水性に優れており、施工も簡単
- 個別にタイルを取り替えられる
- 価格帯は5,000~10,000円/㎡
費用内訳の詳細解説
フローリング張替えの総費用は、複数の項目から構成されています。以下が一般的な費用内訳です(6畳の張替え工法を想定)。
1. 材料費(床材代)
フローリング材本体の価格です。㎡単価 × 部屋の面積で計算されます。複合フローリングの場合、6畳(9.8㎡)で約4~8万円が目安です。
㎡単価の例:
- 複合フローリング:4,000~8,000円/㎡
- 無垢フローリング:8,000~15,000円/㎡
- クッションフロア:3,000~6,000円/㎡
2. 施工費(工事代金)
フローリング材を張るための工事代金です。㎡あたり2,000~4,000円程度が相場です。6畳(9.8㎡)で約2~4万円が目安になります。
- フローリング材のカッティング・加工
- 下地調整・補修
- フローリング材の貼り付け
- 釘打ちや接着剤施工
- 表面研磨やシーリング
3. 既存床撤去費
張替え工法を選んだ場合、既存のフローリングを撤去するための費用がかかります。㎡あたり1,000~2,000円程度が相場です。6畳(9.8㎡)で約1~2万円が目安です。
重ね張り工法を選ぶ場合、この費用は不要となります。
4. 廃材処分費
古いフローリングを撤去した際の廃材処分費です。㎡あたり500~1,000円程度が相場です。6畳(9.8㎡)で約0.5~1万円が目安です。
処分費は撤去された廃材の量によって変動します。
5. 巾木交換費
巾木(床と壁の間に設置する板)を交換する場合、別途費用がかかります。既存の巾木を再利用する場合は不要です。
巾木交換費の相場:
- プラスチック巾木:800~1,500円/m
- 木製巾木:1,500~3,000円/m
- 施工費(巾木交換):500~1,000円/m
6畳の場合、周囲約10~12mで巾木交換費は1~3万円程度が目安です。
費用を安く抑える5つの方法
フローリング張替えの費用は、工夫次第で10~30%程度削減することが可能です。以下の5つの方法を参考にしてください。
①重ね張り工法を選択する
重ね張り工法は、既存床の撤去費や廃材処分費がかからないため、張替え工法よりも20~30%費用を削減できます。既存床が比較的良い状態であれば、重ね張りを選ぶことで大幅な費用削減が可能です。
- 既存床にひどい傷や凹みがない
- 床鳴りや浮きがない
- 工事期間を短くしたい
- 廃材処分費を削減したい
②複合フローリングを選ぶ
複合フローリングは、無垢フローリングよりも㎡あたり4,000~7,000円程度安く、耐久性と手入れのしやすさのバランスが優れています。費用と性能のバランスを考えると、最もコストパフォーマンスが高い選択肢です。
- ㎡単価が4,000~8,000円と手頃
- 種類やデザインが豊富
- 手入れが簡単でワックス不要
- 耐久性が高い
③複数の業者から相見積もりをもらう
リフォーム費用は業者によって10~20%程度の差があることが一般的です。最低でも3社以上から見積もりをもらい、比較することで適正な相場を把握し、最も安い業者を選ぶことができます。
- 同じ条件での見積もりを比較する
- 床材のグレードや施工内容を統一する
- 巾木交換の有無を確認する
- 既存床撤去費が含まれているか確認する
④部分張替えで対応する
全体ではなく、傷んでいる部分だけを張替える方法も検討しましょう。部分張替えで費用を50~70%削減することが可能です。ただし、色合いの違いが目立つ可能性があるため、事前に確認が必要です。
- 特定の場所だけ傷が多い
- キッチンや玄関など一部のみ張替えたい
- 予算が限られている
⑤閑散期に工事を依頼する
リフォーム業界の繁忙期(春~秋)を避け、冬場などの閑散期に工事を依頼することで、業者の価格交渉がしやすくなり、5~15%程度の割引が期待できます。
- 11月~2月(冬場)
- 平日の工事
- 月初・月末の時間帯
マンションでの注意点
マンションでフローリング張替えを行う場合、戸建住宅と異なる注意点があります。以下をご確認のうえ、工事を進めてください。
遮音等級の確認
マンションの大多数では、フローリング工事の際に遮音等級(遮音性能)が指定されています。マンションの下の階への騒音を防ぐため、一定以上の遮音性能を持つ床材を使う必要があります。
一般的な遮音等級の基準:
- L-45:中程度の遮音性能。一般的なマンション
- L-40:高い遮音性能。音に敏感な建物や上下階の距離が短い建物
管理規約の確認
マンションでは、共有部分に関する様々なルールが管理規約で定められています。フローリング張替え工事についても以下の項目を確認する必要があります。
- フローリング張替えの許可が必要か
- 遮音等級の指定
- 工事時間の制限(昼間のみなど)
- 使用可能な床材の種類
- 工事業者の届け出が必要か
- 管理組合の承認が必要か
- 工事前に管理会社または管理組合に相談
- 遮音等級の基準を確認
- 規約に適合した床材を選定
- 工事届けを提出
近隣への配慮
マンションでは、上下左右の住戸が近いため、工事中の騒音が近隣に迷惑をかける可能性があります。以下の点に注意してください。
- 工事前に下の階の住人に事前通知する
- 昼間の工事時間内(9時~12時、13時~18時程度)に限定する
- 工事中の大きな音を避ける工法を選ぶ
- 工事期間を短くするため、重ね張り工法も検討する
マンションのフローリング張替えに対応した業者を探すなら
よくある質問(FAQ)
張替え工法の場合は1~3日程度、重ね張り工法の場合は1~2日程度が一般的です。部屋の広さや既存床の状態によって変動します。6畳程度であれば、1~2日で完了することが多いです。工事中は床が使えないため、別の部屋で過ごす必要があります。
床材や接着剤の種類によって異なりますが、一般的には工事完了後、数時間~24時間で床を使い始められます。ただし、完全に接着剤が乾くまでには、3~7日程度かかる場合もあります。施工業者の指示に従い、その間は重い物を置いたり、濡らしたりしないようにしましょう。
工事中は部屋の家具をすべて移動させる必要があります。リフォーム業者が家具の移動を行うことが多いですが、別途費用がかかる場合もあります。事前に見積もり時に家具の移動が含まれているか確認しましょう。また、大型家具(タンス、ベッドなど)は別の部屋に移動することをお勧めします。
複合フローリングが最も人気です。理由は、㎡単価が4,000~8,000円と手頃でありながら、耐久性や手入れのしやすさ(ワックス不要)のバランスが優れているためです。無垢フローリングは高級感がありますが、メンテナンスに手間がかかるため、選ぶ人が少なめです。
フローリング張替えの主なメリットは、以下の通りです。(1) 床の傷や凹みがなくなり、見た目が新しくなる、(2) 床鳴りや浮きが解決する、(3) 遮音性・断熱性が向上する(張替え工法の場合)、(4) 色や質感を自由に選べる、(5) 床の衛生面が改善される。これらのメリットにより、住環境が大きく改善されます。
フローリング張替えの最適なプランを専門家に相談したい方へ
まとめ
フローリング張替えの費用相場は、6畳の場合で張替え工法9~18万円、重ね張り工法6~12万円です。床材の種類や工法の選択により、費用は大きく変わります。
費用を抑えるポイント:
- 既存床が良い状態なら、重ね張り工法を選ぶ(20~30%削減)
- 複合フローリングを選ぶ(コストパフォーマンスが最高)
- 複数の業者から相見積もりをもらう(10~20%削減可能)
- 部分張替えで対応する(50~70%削減)
- 閑散期に工事を依頼する(5~15%削減)
マンションの場合は、管理規約や遮音等級の確認が不可欠です。規約に違反した工事は後でトラブルになるため、事前に管理会社にご相談ください。
フローリング張替えは、住環境を大きく改善するリフォームです。複数の業者から見積もりをもらい、自分たちに最適なプランを選んで、後悔のない工事を進めてください。


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