【2026年最新】マンションリフォームの費用相場|間取り変更・全面改装の価格を徹底解説
部位別、広さ別、間取り別で完全網羅。費用を抑える5つの方法も紹介
マンションの全面リフォーム費用は600~1,000万円が相場です。㎡単価で換算すると15~20万円となります。
しかし、リフォーム内容によって費用は大きく異なります。キッチンだけなら50~150万円、浴室なら50~150万円で済みます。また、間取り変更を伴う場合は100~500万円と大幅に上昇します。
本記事では、部位別・広さ別・間取り別の費用相場、マンション特有の制約と注意点、費用を抑える5つの方法をご紹介します。適正価格を把握して、賢いリフォーム計画を立てましょう。
マンションリフォームの適正価格を知りたい方へ
マンションリフォームの費用相場一覧
マンションリフォームの費用は、工事内容によって大きく変わります。以下の表は、部位別・工事内容別の費用相場をまとめたものです。
部位別リフォーム費用相場
| リフォーム部位 | 費用相場 | 施工期間 |
|---|---|---|
| キッチン | 50~150万円 | 5~10日 |
| 浴室 | 50~150万円 | 5~10日 |
| トイレ | 15~50万円 | 2~5日 |
| 洗面台 | 10~30万円 | 1~3日 |
| リビング(壁紙・床) | 50~300万円 | 5~15日 |
| 間取り変更 | 100~500万円 | 10~30日 |
| フルリノベーション | 600~1,000万円 | 30~60日 |
各部位の詳細費用
キッチンリフォーム(50~150万円)
キッチンリフォームは、最も人気の高いリフォーム工事です。
- システムキッチン交換のみ: 50~80万円(既存の位置で交換)
- キッチン配置変更: 80~150万円(給排水・ガス配管の移動含む)
- 高級ブランド(クリナップ、LIXIL等): 100~200万円
浴室リフォーム(50~150万円)
浴室リフォームは、老朽化対策と機能向上の両面で人気があります。
- ユニットバス交換のみ: 50~100万円
- タイル浴室からユニットバスへ: 100~150万円(断熱性向上)
- 高機能浴室(リラックス機能、温熱機能等): 120~200万円
トイレリフォーム(15~50万円)
トイレは単独でのリフォームも容易で、費用も比較的少なく済みます。
- 便器交換のみ: 15~25万円(TOTO、LIXILなど)
- 床・壁仕上げ込み: 25~50万円
- タンクレス・温水洗浄便座付き: 30~50万円
洗面台リフォーム(10~30万円)
洗面台は最も費用が抑えやすいリフォーム箇所です。
- 洗面台交換のみ: 10~20万円
- 鏡・照明込み: 15~30万円
リビングリフォーム(50~300万円)
リビングの規模や内容により、費用に大きな幅があります。
- 壁紙・床張替え: 50~100万円
- 壁紙・床・建具全交換: 100~200万円
- 天井・内装全リフォーム: 150~300万円
マンションリフォームの適正価格を知りたい方へ
広さ別の費用目安
マンションの全面リフォーム(フルリノベーション)の費用は、専有面積の大きさによって変わります。以下の表に広さ別の費用目安をまとめました。
| 専有面積 | 費用目安 | ㎡単価 | 施工期間 |
|---|---|---|---|
| 50㎡程度 (1DK~2LDK) |
500~800万円 | 10~16万円/㎡ | 30~40日 |
| 60㎡程度 (2LDK~3LDK) |
600~1,000万円 | 10~17万円/㎡ | 35~50日 |
| 70㎡程度 (3LDK) |
700~1,200万円 | 10~17万円/㎡ | 40~55日 |
| 80㎡以上 (3LDK~4LDK) |
800~1,500万円 | 10~18万円/㎡ | 45~60日 |
費用が変動する主な要因
- 建物の築年数: 古い建物ほど隠れた劣化が多く、予期しない費用が発生することがあります(20年以上は要注意)
- 配管・配線の状態: 既存配管が老朽化している場合、交換に追加費用が必要です
- 断熱・防音対策: 防音等級やサッシ交換によっコストが大きく変わります
- 素材・設備グレード: 高級素材や最新設備を選ぶと100~300万円以上の追加費用が発生します
- 間取り変更の有無: 構造壁撤去や配管移動で追加費用が発生します
間取り変更リフォームの費用と注意点
マンションの間取り変更は、リフォーム内容の中で最も費用がかかり、かつ注意が必要な工事です。
間取り変更の費用相場
| 間取り変更内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 軽量鋼製パーティション追加 | 30~80万円 |
| 非構造壁1枚撤去 | 50~150万円 |
| 複数壁撤去+配管変更 | 150~300万円 |
| LDK拡張+洋室変更 | 200~500万円 |
| 玄関・浴室位置変更 | 250~500万円 |
間取り変更時の主な追加工事と費用
壁撤去(50~150万円)
構造壁(PC(プレストレストコンクリート)造マンション)か非構造壁かで大きく変わります。
- 非構造壁撤去(内部壁): 50~100万円
- 構造壁補強撤去: 150~300万円(梁・柱補強が必要)
- 建築確認申請が必要な場合: さらに20~50万円の追加費用
配管・配線移動(80~250万円)
給水管、排水管、ガス管、電気配線の移動は間取り変更の大きな費用要因です。
- 給排水管移動: 50~150万円
- ガス管移動: 20~50万円
- 電気配線全面変更: 20~50万円
PS(パイプシャフト)の制約と対策(30~100万円)
マンション内の各戸から共有部分に繋がるPS(給排水管、ガス管、電気配線などが通る通路)の位置は固定されており、移動ができません。
- PS位置確認・設計変更: 無料~10万円
- PS周辺の間取り工夫: 20~100万円(間取り計画の工夫で対応)
マンション特有の制約と注意点
マンションリフォームは、一戸建てと異なり、管理組合の許可取得や共用部分の制約など、様々な制約があります。これらを理解せず進めると、工事中止や追加費用が発生することもあります。
管理組合の許可と申請
マンションリフォームを行う際は、事前に管理組合の許可を取得することが必須です。許可なく工事を進めると、後々トラブルになる可能性があります。
許可が必要な工事
- 床の全面張替え: 防音性能に関わるため許可が必要
- 壁・天井工事: 遮音性能や構造に影響
- 給排水管の移動: 漏水リスクがあるため厳格な審査
- 窓・玄関の変更: 共用部分への影響
- ベランダの改造: 共用部分(多くの場合リース)のため改造は禁止
- 外壁面に接する工事: 防水性能維持のため許可が必須
許可申請の費用と期間
- 申請手数料: 0~10万円(管理会社により異なる)
- 申請から許可までの期間: 2~4週間
- 書類作成費用: リフォーム会社が対応(通常、見積もりに含む)
共用部分と専有部分の境界線
マンションの各戸内をすべて自由にリフォームできるわけではありません。共用部分と専有部分の境界線を正確に把握することが重要です。
| 部位 | 共用部分 | 専有部分 |
|---|---|---|
| 外壁・防水層 | 共用部分 | – |
| バルコニー(ベランダ) | 共用部分 | – |
| 玄関扉の外側 | 共用部分 | 玄関扉の内側はOK |
| 給排水本管 | 共用部分 | 分岐管以降は可 |
| 床下・天井裏 | 共用部分(配管等通路) | 構造躯体のみ共用 |
遮音等級と防音性能
マンションは共同住宅のため、防音性能の基準が厳しく設定されています。特に床材の遮音等級に関する規制は重要です。
遮音等級の基準
- LL-45: 標準的な遮音性能(多くのマンションで採用)
- LL-40: 高い遮音性能(高級マンション向け)
- LL-50以上: 低い遮音性能(古い建物)
遮音性能を確保するための対策費用:
- 遮音等級LL-40の床材導入: 10~20万円の追加費用
- 防音下地材の施工: 5~15万円
搬入制限と工事時間帯
マンション内は搬入経路や搬入時間に厳しい制限があります。
搬入制限
- エレベータサイズ: 大型素材(浴槽、キッチン等)がエレベータに入らない場合、外部リフトを使用(50~100万円の追加費用)
- 階段搬入の手作業: 複数階での工事は大変(費用に影響)
- 駐車スペース確保: 工事車両の駐車スペースが確保できない場合、別途駐車料金が発生
工事時間帯の制限
- 平日: 9:00~17:00が一般的(管理組合により異なる)
- 土日祝日: 工事禁止(許可申請時に確認が必須)
- 騒音・振動: 指定時間外は禁止。夜間・早朝工事は不可
マンションリフォームの適正価格を知りたい方へ
費用を抑える5つの方法
マンションリフォームは高額な投資です。以下の5つの方法を実践することで、20~30%の費用削減が可能です。
方法①:複数社から相見積もりを取得する
同じリフォーム内容でも、施工会社によって見積金額は大きく異なります(30~50%の差が出ることも)。
相見積もりのポイント
- 最低3社以上に見積もりを依頼: 比較検討のため複数社の見積が必須
- 同じ条件で依頼: 内容、素材、グレードを統一して比較
- 見積書の内訳を確認: 不明な費目があれば質問
- 追加費用の可能性を確認: 既存状態の不具合発見時の対応を確認
方法②:水回り設備をセット購入する
キッチン、浴室、洗面台をセットで購入すると、メーカーから大幅な割引が受けられます。
セット購入による費用削減額
- キッチン+浴室のセット購入: 10~20%割引
- 水回り3点セット(キッチン+浴室+洗面台): 15~25%割引
- 複数水回り工事+内装工事のセット: 最大30%割引
方法③:部分リフォームで段階的に実施する
全面リフォームではなく、優先度の高い部分から段階的にリフォームすることで、初期投資を抑えられます。
段階的リフォームの例
| フェーズ | 内容 | 費用 | 時期 |
|---|---|---|---|
| Phase 1 | 水回り(キッチン、浴室) | 200~300万円 | 入居直後 |
| Phase 2 | 内装(壁紙、床) | 100~150万円 | 1~2年後 |
| Phase 3 | 間取り変更(必要に応じて) | 200~500万円 | 3~5年後 |
メリット: 初期投資が抑えられ、生活様式の変化に対応しながらリフォームを進められます。
方法④:補助金・税制優遇制度を活用する
国や地方自治体のリフォーム補助金は、意外と多くの人が活用していません。補助金によって10~30%の費用削減が可能です。
主な補助金制度(2026年)
- こどもみらい住宅支援事業(子育て世帯向け): 最大100万円
- 長期優良住宅化リフォーム推進事業: 最大200万円
- 省エネ改修補助金: 最大100~150万円
- バリアフリーリフォーム補助金(高齢者向け): 最大100万円
税制優遇
- リフォーム減税: ローン型で最大200万円の控除
- ポイント還元: リフォーム工事金額に応じてポイント付与
方法⑤:閑散期に工事を進める
施工会社の繁忙期と閑散期では、見積金額や工事品質に大きな差があります。
リフォーム業界の繁閑
- 繁忙期(高額): 3~5月、9~10月(新生活シーズン)
- 閑散期(割安): 1~2月、6~8月、11~12月
- 割引率: 閑散期は10~20%安くなることもあります
追加メリット: 閑散期は施工会社の職人の質が良く、工事期間も短縮される傾向があります。
よくある質問(FAQ)
▼
A: マンション全面リフォーム(フルリノベーション)の平均費用は600~1,000万円です。㎡単価で換算すると15~20万円が相場となります。広さや間取り変更の有無によって変動します。
例えば、60㎡のマンションで600~1,000万円、80㎡なら800~1,500万円が目安です。
▼
A: はい、大きな違いがあります。マンションは以下の理由で一戸建てより10~30%程度割高になります:
- 管理組合の許可申請に時間・費用がかかる
- 防音等級の制約により、床材などの選択肢が限定される
- 搬入制限があり、エレベータに入らない大型設備の搬入に費用がかかる
- 工事時間帯が制限されるため、工期が長くなる傾向
- 共用部分への配慮が必要
▼
A: 間取り変更リフォームの費用は100~500万円が目安です。具体的には:
- 非構造壁1枚撤去: 50~150万円
- 複数壁撤去+配管変更: 150~300万円
- LDK拡張+洋室変更: 200~500万円
壁の撤去、配管・電気配線の移動、給排水の変更などが必要になると、費用が大幅に上昇します。
▼
A: 複数社から相見積もりを取得、水回り設備をセットで購入、部分リフォームに絞る、補助金を活用する、閑散期に工事するなどの方法で20~30%の費用削減が可能です。
特に相見積もりは効果的で、同じ条件でも施工会社によって30~50%の価格差が出ることもあります。
▼
A: 以下のような工事は管理組合の許可が必須です:
- 床・壁・天井の変更(遮音等級に関わるため)
- 給排水管の移動
- 窓や玄関の変更
- 外壁に接する工事
許可なく工事を進めると、中止を命じられたり、後々トラブルになることもあります。リフォーム計画の早い段階で、管理組合に相談することをお勧めします。
まとめ
マンションリフォームの費用相場をまとめると、以下の通りです:
- 全面リフォーム(フルリノベーション): 600~1,000万円(㎡単価15~20万円)
- キッチン・浴室などの部分リフォーム: 50~150万円
- 間取り変更リフォーム: 100~500万円
- 広さ別費用: 50㎡=500~800万円、60㎡=600~1,000万円、70㎡=700~1,200万円、80㎡+=800~1,500万円
マンションリフォームは、一戸建てと異なり、管理組合の許可、共用部分の制約、搬入制限、工事時間帯の制限など、様々な制約があります。これらを理解した上で、計画を進めることが重要です。
費用を抑えるための5つのコツ:
- 複数社から相見積もりを取得(20~30%削減可能)
- 水回り設備をセット購入(10~25%割引)
- 部分リフォームで段階的に実施(初期投資を抑制)
- 補助金・税制優遇制度を活用(10~30%削減可能)
- 閑散期に工事を進める(10~20%割安)
信頼できるリフォーム会社を選び、適正価格でリフォームを実現してください。
マンションリフォームの適正価格を知りたい方へ
リフォーム費用ナビ編集部について
本記事は、リフォーム費用ナビ編集部が複数のリフォーム事例、業界調査、実際の施工価格データをもとに作成した独自コンテンツです。掲載情報は2026年4月現在の最新データに基づいています。
記事内の費用相場は、地域、施工会社、素材・設備グレード等により変動する可能性があります。正確な見積もりは、複数社への相談をお勧めします。


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