「お湯が出にくくなった」「エラーが頻発する」「ガス代を抑えたい」…ガス給湯器は10年を過ぎたあたりから故障リスクが高まり、突然お湯が出なくなる前に交換時期を検討したいところです。本記事では2026年最新版のガス給湯器交換費用相場を、エコジョーズ含む種類別・号数別・メーカー別に整理し、賢い選び方を解説します。
ガス給湯器交換費用の総額相場【2026年最新】
給湯器は「本体価格+工事費+撤去処分費」が基本構成です。一般家庭で多い20号フルオートタイプであれば、総額12〜20万円が目安となります。
| 種類 | 本体価格 | 工事費 | 総額目安 |
|---|---|---|---|
| 給湯専用(従来型) | 5万〜10万円 | 3万〜5万円 | 8万〜15万円 |
| オート(自動湯張り)従来型 | 10万〜16万円 | 4万〜6万円 | 14万〜22万円 |
| フルオート(追い焚き+自動足し湯)従来型 | 12万〜18万円 | 4万〜6万円 | 16万〜24万円 |
| エコジョーズ(高効率タイプ) | 15万〜25万円 | 5万〜8万円 | 20万〜33万円 |
| ハイブリッド給湯器 | 30万〜45万円 | 8万〜13万円 | 38万〜58万円 |
従来型とエコジョーズの違い
新しく交換するなら「エコジョーズ(高効率タイプ)」が主流です。従来型より熱効率が高く、ガス代を年間1〜2万円抑えられます。
| 項目 | 従来型 | エコジョーズ |
|---|---|---|
| 熱効率 | 約80% | 約95% |
| 本体価格(20号フルオート) | 12万〜18万円 | 15万〜25万円 |
| ガス代年間目安 | 10万〜13万円 | 8万〜11万円 |
| 差額回収 | — | 5〜8年で回収 |
| ドレン排水工事 | 不要 | 必要(追加1万〜2万円) |
| 環境性能 | 標準 | CO₂排出を15%削減 |
号数(給湯能力)の選び方
給湯器の「号数」は1分間に出せるお湯の量を表します。家族構成と同時使用パターンで選びましょう。
| 号数 | 同時使用イメージ | 適した家庭 | 本体価格目安 |
|---|---|---|---|
| 16号 | シャワーまたはキッチンの単独使用 | 単身・夫婦のみ | 9万〜14万円 |
| 20号(人気) | シャワー+キッチン同時OK | 3〜4人家族 | 11万〜18万円 |
| 24号 | シャワー2か所+キッチン | 5人以上・二世帯 | 14万〜22万円 |
主要メーカー(リンナイ・ノーリツ・パロマ)の特徴
国内ガス給湯器シェアの大半を占めるのは「リンナイ」「ノーリツ」「パロマ」の3社です。性能差は小さいものの、保証・流通量・リモコン操作性に違いがあります。
| メーカー | 代表モデル(20号フルオート) | 本体価格目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| リンナイ | RUF-E2008SAW | 15万〜20万円 | 業界シェア1位。マイクロバブル「ウルトラファインバブル」対応モデルあり |
| ノーリツ | GT-C2072SAW | 14万〜19万円 | 給湯器単体保証10年が魅力。スマートフォン連携が充実 |
| パロマ | FH-E207SAW | 13万〜18万円 | 3社の中で価格優位。シンプル機能でコスパ重視向け |
| パーパス | GX-H2002AW | 12万〜17万円 | 業務用に強い。家庭用も価格抑えめ |
工事内容と工期
標準的な交換工事は半日〜1日で完了します。同じ設置場所への同型番交換が最も短時間で済みます。
| 工程 | 内容 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 1. 既存撤去 | ガス・水・電源を停止し撤去 | 30分〜1時間 |
| 2. 取付金具設置 | 壁・床の固定具を準備 | 30分 |
| 3. 本体設置 | 給湯器本体を取付 | 1時間 |
| 4. 配管接続 | ガス・給湯・給水・追焚配管接続 | 1〜2時間 |
| 5. リモコン交換 | 台所・浴室リモコン交換 | 30分〜1時間 |
| 6. 試運転・確認 | ガス漏れ点検・通水・引き渡し | 30分 |
追加費用が発生しやすいケース
見積りに含まれにくい追加費用ポイントを事前にチェックしましょう。
| ケース | 追加費用目安 |
|---|---|
| エコジョーズのドレン排水工事 | 1万〜2万円 |
| 配管延長(位置変更) | 1万〜3万円 |
| 据置型→壁掛型への変更 | 2万〜5万円 |
| リモコン2か所セット交換 | 1万〜2万円 |
| 追い焚き配管の更新 | 1万〜3万円 |
| 処分費 | 3,000〜8,000円 |
補助金・節約のポイント
2026年も省エネ給湯器への交換は国の補助金対象となっています。エコジョーズ・ハイブリッド給湯器を選ぶ場合は活用しましょう。
| 制度 | 対象機器 | 補助金額目安 |
|---|---|---|
| 給湯省エネ事業 | ハイブリッド給湯器 | 1台あたり13万円〜 |
| 子育てグリーン住宅支援事業 | エコジョーズ(高効率給湯器) | 1台あたり3万円〜 |
| 自治体独自制度 | エコジョーズ・ハイブリッド | 1万〜5万円 |
よくある質問
Q1. 給湯器の寿命は何年ですか?
A. 一般的に10〜15年が寿命の目安です。点火不良・お湯にムラ・エラー頻発が出始めたら交換時期です。
Q2. 突然壊れた場合、何日で交換できますか?
A. 在庫がある業者なら最短1〜2日です。繁忙期(冬場)は1〜2週間待ちになることもあるため、エラーが出始めたら早めに相談しましょう。
Q3. 給湯器を交換するときガス会社と工事店、どちらが安い?
A. 専門工事店は本体定価から大幅値引きが可能で、相場より2〜5万円安く済むことが多いです。ガス会社は安心感重視の方向けです。
Q4. オートとフルオートの違いは?
A. オートは自動湯張り・自動保温まで。フルオートは「自動足し湯」「配管自動洗浄」も付きます。差額は2万円ほどで、フルオートが衛生的です。
Q5. エコキュートに変えた方が良い?
A. オール電化を検討しているならエコキュートが有力です。ガス併用なら工事費を抑えられるガス給湯器(特にエコジョーズ)が経済的です。
Q6. リモコンだけ交換することは可能?
A. 同一メーカー対応リモコンであれば可能です。ただし旧モデル対応リモコンは入手が困難な場合があります。
Q7. 保証期間はどれくらい?
A. メーカー保証2年が標準。工事店経由で5〜10年の延長保証に加入できることが多いです。
まとめ
ガス給湯器の交換は「20号フルオート+エコジョーズ」で総額20〜33万円が標準的な相場です。エコジョーズは初期費用が高めですが、ガス代差額で5〜8年で回収可能です。突然の故障に備え、設置から10年を超えたら交換見積りを取っておくと安心です。リンナイ・ノーリツ・パロマ3社いずれも性能差は小さいので、保証内容と工事店の対応力で選ぶのがおすすめです。
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