畳は日本の住まいに欠かせない床材ですが、年月が経つと表面が擦り切れたり、変色やささくれ、ダニ・カビの心配が出てきます。畳のメンテナンスには「裏返し」「表替え」「新調」の3つの方法があり、傷み具合によって適切な選択と費用が変わります。この記事では、畳の張り替え費用の相場を3つの方法の違いとあわせて整理し、1畳あたりの料金目安、6畳・8畳の総額、い草と和紙・樹脂畳の選び方、張り替えの時期の見極め、和室を洋室にする費用まで2026年最新版でまとめます。記載の金額は目安であり、地域・業者・畳のグレードによって異なります。
畳の張り替え費用相場(方法別・1畳あたり)
畳のメンテナンスは傷み具合で3段階に分かれます。費用は畳表のグレードで幅がありますが、1畳あたりの目安は次のとおりです。
| 方法 | 1畳あたりの目安 | 内容 |
|---|---|---|
| 裏返し | 4,000〜7,000円 | 今の畳表を裏返して再利用。新品の畳表は使わない |
| 表替え | 5,000〜15,000円 | 畳床はそのままで畳表と縁を新品に交換 |
| 新調(入替え) | 10,000〜30,000円 | 畳床ごと丸ごと新品に交換 |
実際の費用は住まいの状態や条件で変わります。まずは無料で見積もりを取り寄せて比べてみましょう。
- 完全無料
- 入力は最短3分
- 全国対応
- 複数社をまとめて比較
気になる会社だけに、自分のペースで相談できます。
裏返し・表替え・新調の違いと選び方
「裏返し」は今使っている畳表をめくって裏面を使う方法で、最も安価。新品設置から3〜5年程度の、表面がきれいなうちに行うのが前提です。「表替え」は畳床(土台)を再利用し、畳表と縁を新品に替える方法で、5〜10年を目安に行います。「新調」は畳床ごとすべて新品にする方法で、畳がへたって弾力がない、湿気でぶよぶよする、設置から15〜20年以上経った場合に選びます。
| 状態の目安 | 適した方法 |
|---|---|
| 新品から3〜5年・表面はきれい | 裏返し |
| 5〜10年・色あせや擦れが目立つ | 表替え |
| 15〜20年以上・畳床がへたっている | 新調 |
い草・和紙・樹脂畳の違い
畳表の素材は大きく3種類あります。天然い草は香りと調湿性に優れ昔ながらの風合いが魅力ですが、日焼けやダニ・カビには弱め。和紙畳は和紙をこより状にして加工したもので、変色しにくく耐久性・防ダニ性に優れます。樹脂(化学表)畳は水拭きでき、ペットや子ども部屋、ジュースをこぼしやすい家庭に向きます。和紙・樹脂畳は色のバリエーションも豊富で、モダンな和室づくりにも人気です。
6畳・8畳の張り替え総額の目安
部屋単位での総額の目安は次のとおりです。標準的な天然い草の表替えを基準にしています。
| 広さ | 裏返しの目安 | 表替えの目安 | 新調の目安 |
|---|---|---|---|
| 6畳 | 2.4万〜4.2万円 | 3万〜9万円 | 6万〜18万円 |
| 8畳 | 3.2万〜5.6万円 | 4万〜12万円 | 8万〜24万円 |
和室を洋室(フローリング)にする場合
「畳の手入れが負担」「ベッドや家具を置きたい」といった理由で、和室をフローリングに変える方も増えています。畳を撤去してフローリングを張る費用は6畳でおおむね10万〜25万円が目安です。畳の厚み分の段差を調整する下地工事が必要になるため、単純な畳の張り替えより割高になります。和室の雰囲気を残しつつ手入れを楽にしたい場合は、置くだけのフローリング調ユニット畳や樹脂畳という選択肢もあります。
費用を抑えるコツ
第一に、傷みが軽いうちに裏返し・表替えで対応すること。新調まで放置すると費用が数倍になります。第二に、複数の部屋をまとめて依頼すること。1部屋ずつより出張・施工効率の面で割安になります。第三に、畳表のグレードを部屋の用途に合わせて遼ぶこと。来客用の客間は上質ない草、日常使いの部屋は手頃なグレードや樹脂畳、とメリハリをつけると総額を抑えられます。
よくある質問
Q1. 畳の張り替えはどれくらいの頻度で必要ですか?
A. 目安として裏返しは新品から3〜5年、表替えは5〜10年、新調は15〜20年ごとです。日当たりや使用頻度、湿気の多さによって前後します。
Q2. 工事は何日かかりますか?
A. 表替え・裏返しは畳を一度持ち帰って加工し、当日中〜翌日に戻すケースが一般的です。即日仕上げに対応する業者もあります。新調は採寸から納品まで数日みておくと安心です。
Q3. 部屋の家具はどうすればよいですか?
A. 畳の上の家具は移動が必要です。タンスなど重い家具は業者が一時移動に対応してくれる場合もあるので、見積もり時に相談しましょう。
Q4. い草と和紙畳・樹脂畳、どれがおすすめですか?
A. 香りや風合いを重視するなら天然い草、変色やダニ・水汚れに強くしたいなら和紙畳・樹脂畳が向きます。子ども・ペットのいる家庭は手入れの楽な和紙・樹脂畳が人気です。
Q5. 裏返しと表替えはどう違いますか?
A. 裏返しは今の畳表を裏向きにして再利用する方法、表替えは畳表そのものを新品に交換する方法です。裏返しは一度しかできず、表面がきれいなうちだけ有効です。
Q6. ダニやカビが気になります。対策はありますか?
A. 防ダニ・防カビ加工の畳表や、ダニが繁殖しにくい和紙・樹脂畳を選ぶと安心です。あわせて定期的な換気と、畳の下に防湿シートを敷く対策も有効です。
Q7. 畳1枚だけでも張り替えできますか?
A. できます。日焼けや傷みが一部だけの場合、その畳だけの表替えも可能です。ただし新旧で色味の差が出るため、部屋全体の統一感を重視するならまとめての施工がおすすめです。
まとめ:畳の張り替えは「傷み具合」で方法と費用が決まる
畳の張り替え相場は、裏返しで1畳4,000〜7,000円、表替えで5,000〜15,000円、新調で10,000〜30,000円が目安です。傷みが軽いうちに裏返し・表替えで対応すると費用を抑えられます。素材は風合いのい草、耐久性の和紙・樹脂畳から用途で選び、和室を洋室にする場合は段差調整を含めて10万〜25万円程度を見込みましょう。複数室まとめての依頼と相見積もりで、無理なくメンテナンスを続けられます。
関連記事:リフォーム費用ナビ トップページ / 内装リフォームの費用相場一覧
実際の費用は住まいの状態や条件で変わります。まずは無料で見積もりを取り寄せて比べてみましょう。
- 完全無料
- 入力は最短3分
- 全国対応
- 複数社をまとめて比較
気になる会社だけに、自分のペースで相談できます。


コメントを残す